整理の基礎技術

基本原則5.定位置|整理収納アドバイザー2級を取得してみた

今回は基本原則5.定位置の原則について説明していきます。

定位置については単純に「置く場所を決める」ことです。やることは所有している全てのモノに対して家の中で住所決めてあげて、必ずそこに戻すようにするだけです。

冷蔵庫やテレビといった重量物は一度場所を決めて置いてしまえば、そこから動かすことはほとんどありませんが、毎日使う小物などは無意識に移動しがちです。注意すべき例を考えてみましょう。

家の中で移動しがちなモノの例 

①携帯電話 📱

家の中で常に移動しているTOPオブザTOPではないでしょうか。時にはトイレやお風呂の中まで持っていき使用します。唯一といっていい定位置を決められないモノなのかもしれません…。可能であれば、使っていない時は「カバンの中に入れておく」や「机の右端に置く」など場所を決めておきましょう。加えて充電の際のケーブル類も一緒にくっついて移動しがちです。

②リモコン 📺

テレビ・ビデオ・エアコン・照明・スピーカーなど昨今の電化製品はリモコンだらけです。ラックを用意するなどして1箇所に集めておき、あちこちに放置しないようにしたいものです。家族間で使用する場合は特に注意が必要です。

③文房具 

例えば荷物が届いて箱を開けるのに、文房具箱からカッターやはさみを取り出して使用した後にそのままテーブルに置きっぱなしなんてことはよくあるかと思います。それらの積み重ねが徐々にモノをあふれさせ、まとめて片付けの時間を確保しなければならない要因になってしまいます。使い終わったらすぐに元の場所に戻しましょう。

④買ってきたばかりの食品や道具 🍎

こちらは盲点ですが、買ってきてすぐのモノは住所が決まってないため、袋に入ったままとりあえずどこかに置きがちです。食品は冷蔵庫や保管庫へ、道具はパッケージから取り出してできるだけすぐに定位置を決めてあげましょう。最近では通販サイトで買ったものを宅急便で届けてもらうことも多いかと思います。こちらも箱から取り出したらそのまま定位置を決め、箱はつぶしてゴミ置き場に移動させましょう。

定位置管理は単純なルールですが継続するのはなかなか難しいようです。その理由の一つは間違った位置を定位置にしてしまっていることです。定位置管理がうまくできていないなというモノが出てきた場合、置き場所を変えてみるのも手です。基本原則1~4のルールと照らし合わせながら、ベストな定位置はどこになりそうかをたまに見直すようにしましょう。

まとめ 定位置でまずやってみること

  • 全てのモノに対して家の中での住所を決める
  • モノを使い終わった後は、すぐに元の位置に戻す
  • 定位置管理がうまくできない場合、定期的に置き場所を見直す

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Syou
電子機器メーカー勤めの普通のサラリーマンです。 日常生活で身をもって体験した中でオススメしたい情報を発信しています。 収納Goods、ガジェット、DIY、アプリなど、記事内のものよりもっとオススメのものがありましたら是非教えてください!