今回は「為替相場」振り返りシリーズ(6月第四週)です。
週間振り返り
※チャートからのざっくりの値です
- 始値 110.206 終値 110.790 △0.584
- 高値 111.118 安値 109.718 幅1.400
特段相場を大きく動かすニュースも無く、米国経済指標への反応も限定的でした。NYダウは先週の下げ分を全部戻してきており、米長期金利も横ばいといった感じです。7月の雇用統計を前に様子見ムードでしょうか。テーパリングや利上げに関する予測や見解に注目が集まりそうです。
以下ロイターニュースもご参照【ドル横ばい、予想下回るインフレ指標で一時下落=NY市場】
チャートで気になった点
月曜から水曜にかけて順調に上げたところで111円を境に抑えられましたが、先週に引き続き今週も0.5円上げと上昇の勢いはそのままです。他通貨と比較してみると今回の上昇は円安によるものでドルは横ばいですので、先週の上昇とは理由が違いますね。来週は月末ですので調整が来そうな気もしますが、特に下げる理由は無いのでこのままジリジリ上げていくんじゃないかなと思います。